@article{oai:shitennojiuniversity.repo.nii.ac.jp:00000135, author = {谷口, 政巳}, issue = {64}, journal = {四天王寺大学紀要}, month = {Sep}, note = {高等学校の古典文法指導において「係り結び」は避けて通れない。しかし、現実には特異な終止法として丸暗記を強要したり、文法は誰かが規則を作って使われているかのような誤解を与えたりしている現状がある。  本稿では、古典文法がいかに楽しく奥深いものかを指導することができる方法の一つとして、また、フランス人がフランス語の美しさを誇りに思い、それを守り育てているように、生徒たちが日本語の素晴らしさに気づき、それを主体的に守り育てていく態度を形成するための方法の一つとして、「係り結び」の起源を明らかにすることをテーマに論述した。  特に、「係り結び」の中でも異論の多い係助詞「こそ」について、『万葉集』の全用例を検討しつつ、「こそ…已然形」の起源が終助詞「こそ」の転移によって起きたものであることを明らかにすることができたものと考える。"}, pages = {31--56}, title = {高等学校古典文法指導法の改善に関する一つの試み(その3 )}, year = {2017}, yomi = {タニグチ, マサミ} }