@article{oai:shitennojiuniversity.repo.nii.ac.jp:02000028, author = {前田, 明美}, issue = {71}, journal = {四天王寺大学紀要}, month = {Mar}, note = {私たちの日常生活には、さまざまな色が溢れている。色はさまざまな情報を伝えることができる多面性をもっている。色から受ける印象によって、美味しさや食材の食べ頃を判断することもできるように、色は繊細な情報を伝えている。色を認識することは主に視覚に依るものであるが、色を認識すると同時に私たちの心理に変化が生じる。本稿の目的は、色が私たちの心理にどのような影響を及ぼしているのかを明らかにすることである。とりわけ色の認識と同時にもたらされる「印象」に着目し、色が人間の心理に及ぼす影響を先行研究により明らかにする。そして、人間の肌の色(顔色)がもたらす印象とそこから導き出されるイメージを、四天王寺大学短期大学部生活ナビゲーション学科ライフデザイン専攻の学生を対象にしたPCCS(Practical Color Co-ordinate System)色彩体系調査を実施して検証し、以下の結果を得た。肌色(顔色)に関わる回答には、健康状態を表す言葉が多く選択されていた。暖色系は良好な状態の言葉が多く選ばれ、寒色系や無彩色は体調がすぐれない言葉を選択していることがわかった。人のキャラクター(性格)を表す言葉とした時の色からイメージする回答では、色による抽象的連想に近い言葉が選択されていた。調査結果から人の印象は見た目の色で体調などを判断し、人のキャラクターも色から導きだせることができた。}, pages = {365--376}, title = {肌の色がもたらす印象についての一考察 : 色のイメージにかかわるPCCS色彩体系調査をとおして}, year = {2023}, yomi = {マエダ, アケミ} }