@article{oai:shitennojiuniversity.repo.nii.ac.jp:00000219, author = {隅田, 孝}, issue = {66}, journal = {四天王寺大学紀要}, month = {Sep}, note = {本稿で取りあげる函館市は、政令指定都市である札幌市を除くと、旭川市と並んで北海道に は2 つしかない30 万人都市を掲げる中核市のうちの1 つである。中核市である函館市は平成 16 年12 月の函館市・戸井町・恵山町・椴法華村・南茅部町の合併、いわゆる平成の大合併に よりかねてより切望していた人口30 万人超の中核市の仲間入りを果たした。しかし、平成の大 合併から14 年が経過した今日、人口減少は止まるところを見せない。人口減少に伴う税収の急 激な減少と函館市を代表する基幹産業である観光産業の陰り、さらには消滅可能性都市といっ た不名誉なレッテルを貼られてしまっているのが函館市の現状である。  かつては、観光産業を中心にその盛況ぶりを享受してきた函館市であったが、観光産業の要 ともいえる宿泊施設利用客の減少や訪問観光客数自体の大幅な減少、さらには消費の不振を起 因とする函館市内需の低迷が年々深刻な問題となってきている。このような現状をふまえ、函 館市は産官学連携により、地域のまちおこしとしての地域ブランドの創成と発展に力を入れて きた。観光資源の中でも特に、食材を中心にした地域ブランドの創成が急務であるとの考えか ら、函館市東部に位置する南茅部地区の名産である「白口浜真昆布」の地域ブランド化と、害 獣とされているエゾシカの有効利用の観点から発案された「エゾシカカレー」の地域ブランド 化の2 つの成功事例を通して、地域ブランドのあり方を検討した。}, pages = {187--203}, title = {函館市における地域ブランド・マーケティングに関する研究}, year = {2018}, yomi = {スミダ, タカシ} }