@article{oai:shitennojiuniversity.repo.nii.ac.jp:00000220, author = {藤谷, 厚生}, issue = {66}, journal = {四天王寺大学紀要}, month = {Sep}, note = {本稿は、華厳経の入法界品で、善財童子の悟りの完成のために普賢菩薩が説いたその行願(普 賢行)の内容理解のための一研究ノートである。テキストとしては、不空三蔵訳(8c 中頃)の 『普賢菩薩行願讃』(大正蔵経第10 巻880 上段以下)の62 頌を用い、足利惇氏先生の「普賢菩 薩行願讃の梵本」(京都大学文学部研究紀要4 号[1956 年])や般若三蔵による同本異訳とされ る華厳経(四十巻)の「入不思議解脱境界普賢行願品」(以下、四十華厳・普賢行願品と略)の 普賢広大願王清浄偈などを参照しながら、できるだけ原本の意に即すように書き下し、邦訳と してここに翻刻した。特に四十華厳「普賢行願品」には、この普賢菩薩の十大行願については、  「 若欲成就此功徳門。應修十種廣大行願。何等爲十。一者禮敬諸佛。二者稱讃如來。三者廣修 供養。四者懺悔業障。五者隨喜功徳。六者請轉法輪。七者請佛住世。八者常隨佛學。九者恒 順衆生。十者普皆迴向」(大正蔵経第10 巻844 頁中段24 行目) とあり、本稿では便宜上これに随い、本文の内容を「礼敬諸仏」「称讃如来」「広修供養」「懺悔 業障」「随喜功徳」「請転法輪」「請仏住世」「常随仏学」「恒順衆生」「普皆廻向」の十種とそれ に付随する小見出しを附して区分し、それぞれの本文書き下し訳に、語註や解説ノートを加え て要旨を述べ、末尾には四十華厳「普賢行願品」の普賢広大願王清浄偈を書き下し邦訳して参 考として付した。}, pages = {205--219}, title = {『普賢菩薩行願讃』について}, year = {2018}, yomi = {フジタニ, アツオ} }