@article{oai:shitennojiuniversity.repo.nii.ac.jp:00000023, author = {永田, 麻詠 and NAGATA, Mayo}, journal = {四天王寺大学紀要, SHITENNOJI UNIVERSITY BULLETIN}, month = {Sep}, note = {本稿の目的は、インクルーシブな中学校国語科授業が成立する条件を探ることである。「インクルーシブ教育システム構築」など、今日、学校現場へのインクルーシブ教育の導入は喫緊の課題となっている。しかし通常教育のインクルーシブ化はいまだ不十分であるという指摘が多い。本稿では、通常教育改革の一環として国語科のインクルーシブ化を図ること、特に先行研究の少ない中学校に着目して、インクルーシブな中学校国語科授業の条件を検討した。その際には、ユニバーサルデザインと国語科をめぐる先行研究や、インクルーシブな小学校国語科の先行研究を参考に、インクルーシブな中学校国語科授業について考察を行った。考察および検討の結果、インクルーシブな中学校国語科授業の条件として (1)「論理」や「構成」などの抽象度の高い学びは、ユニバーサルデザインなどの手法を活用して、ことばの学びへのアクセシビリティを保障すること (2)「社会生活」と「(日常)生活」の両者を、ことばの学びの足場として保障すること (3)「エンパワメントとしての読解力」のように、すべての多様な学習者の自尊感情をことばの学びとして育むことの3 点を結論として挙げた。}, pages = {175--186}, title = {インクルーシブな国語科授業に関する一考察―中学校国語科を中心に―}, volume = {62}, year = {2016}, yomi = {ナガタ, マヨ} }