@article{oai:shitennojiuniversity.repo.nii.ac.jp:00000245, author = {千田, 直}, issue = {67}, journal = {四天王寺大学紀要}, month = {Mar}, note = {「底角」は,中学2 年の図形領域で指導される用語である.この用語の定義は,着目している 三角形が二等辺三角形である場合に定義される,いわゆる,“条件つきの定義”である.ところで, この用語の定義が条件つきであるということに起因して,数学教育関係者の間でもしばしば次 のような問いが発せられ,時として論争にまで発展してしまう場合もある. <問い> 「2 つの底角が等しい三角形は二等辺三角形である」という叙述は,「二等辺三 角形の2 つの底角は等しい」という命題の逆の表現と考えてもよいのか  本論文は,論理学的な視点から,この問いに対して解答を与えることを目的としたものである. 考察の結果,「二値論理を基礎におくユークリッド平面幾何学の体系では,『2 つの底角が等し い三角形は,二等辺三角形である』という叙述は命題ではないので,もとの命題の逆とはいえ ない」という知見を得た.}, pages = {147--166}, title = {「底角」という用語使用に関する論理的考察}, year = {2019}, yomi = {センダ, スナオ} }