@article{oai:shitennojiuniversity.repo.nii.ac.jp:00000351, author = {上野, 淳子 and 赤澤, 淳子 and 松並, 知子 and 井ノ崎, 敦子 and 下村, 淳子}, issue = {69}, journal = {四天王寺大学紀要}, month = {Mar}, note = {恋人間の葛藤時に用いる方略と,デートDV 被害の関連を検討した。デートDV 被害は,恋人からの暴力行為被害,恋人による被支配感,精神的健康度を示す本来感から成るものとして捉えた。大学生を対象として質問紙調査を行った結果,適切な方略とされる協調方略は女性が男性より多く用いていた。男性では服従方略が,女性では支配方略が暴力行為被害と最も関連していたことから,ジェンダーステレオタイプに反する方略は恋人からの暴力行為を受けるリスクを高めることが示唆された。恋人による被支配感は男性が女性より高かったが,その原因は暴力行為を受けたことではなく,自身が支配方略を用いることにあった。また,男性は恋人による被支配感と本来感に関連はなかった。しかし女性は暴力行為を受けると支配され,支配 されることで本来感を損なっていた。暴力行為を受ける程度にジェンダー差はなくとも,暴力行為から受ける負の影響が女性の方が大きいことが示された。女性の協調方略は被支配感を低める効果があったが,男性では協調方略のメリットは示されなかった。ジェンダー差に考慮しながらデートDV 予防・防止プログラムを開発する必要性が示された。}, pages = {53--62}, title = {大学生における葛藤解決方略と恋人による被支配感の関係}, year = {2021}, yomi = {ウエノ, ジュンコ and アカザワ, ジュンコ and マツナミ, トモコ and イノサキ, アツコ and シモムラ, ジュンコ} }