@article{oai:shitennojiuniversity.repo.nii.ac.jp:00000354, author = {福本, 義久}, issue = {69}, journal = {四天王寺大学紀要}, month = {Mar}, note = {本研究では,小学3 年生を対象にした手紙文を書くという不良定義課題を扱う授業において,一般的分析的ルーブリックを介した形成的アセスメントを位置付け,教師はファシリテーターとして振る舞うペア学習を実施したところ,高い学習効果が上がることがわかった.また,小学3 年生のペア類型の特徴を大学生対象の筆者の先行研究と比較した結果,次の5 点が明らかになった.  第一に,小学生においても高い学習効果が上がる.第二に,ペア類型によって学習効果の意味合いが異なる.第三に,小学生特有の未熟な関係性が現れる.第四に,「性差」は,ペア学習に影響を及ぼす変数である.第五に,事前アンケートにより75%超の確率で出現するペア類型を予見できる.さらに,これまで,小学校高学年以降でないと教師が提示するルーブリックを使いこなせないとされてきたが,小学3 年生でも可能にするための具体的な手立てを見出すことができた.  これらのことは,わが国の小学校教育において,ルーブリックを介した形成的アセスメントを位置づけたペア学習を実践化するための有益な視座になるだろう.}, pages = {109--126}, title = {小学生のペア学習におけるペア類型と学習効果}, year = {2021}, yomi = {フクモト, ヨシヒサ} }