@article{oai:shitennojiuniversity.repo.nii.ac.jp:00000363, author = {西口, 卓磨}, issue = {69}, journal = {四天王寺大学紀要}, month = {Mar}, note = {本稿は、経験の浅い中学校社会科教師の授業開発・改善、授業観、ライフヒストリーに着目した事例研究を通して、日常的に行われている授業実践とライフヒストリーとの関係を解明することを目的とする。そのため、以下の手順により、研究を進めた。  第一に、各教師の授業開発・改善の具体を解明することである。3 名の教師に対するインタビューと授業実践の観察を行い、データを収集した。収集されたデータは、M-GTA による分析を行い、経験の浅い中学校社会科教師の授業開発・改善の視点を抽出し、比較分析を行った。  第二に、各教師の授業実践とライフヒストリーとの関係を解明することである。各教師に対するインタビューを行い、ライフヒストリーと各教師の授業開発・改善の具体の関係について考察した。  本稿の成果は、以下の2 点に整理することができる。(1)3 名の教師の授業実践や語りから、比較分析の視点を抽出し分析を行った結果、個々の視点を関連させた授業開発・改善を行っているが、自らの授業観に応じて個々の視点の比重は異なることが明らかとなった。(2)ライフヒストリーの中でも、社会科での学びに意味を見いだせた経験が授業観や授業実践に影響を及ぼしている。}, pages = {253--278}, title = {経験の浅い中学校社会科教師の授業開発・改善の事例研究 ―多様な授業観による授業実践とライフヒストリーの関係に着目して―}, year = {2021}, yomi = {ニシグチ, タクマ} }