@article{oai:shitennojiuniversity.repo.nii.ac.jp:00000367, author = {西岡, 秀爾 and 坂口, 幸弘}, issue = {69}, journal = {四天王寺大学紀要}, month = {Mar}, note = {本研究の目的は、配偶者を亡くした人にとって、亡き伴侶の「遺骨を手放すこと(納骨)」によってどのような心理的変容があるかを明らかにすることである。納骨を実施した19 人の配偶者を亡くした人によって語られた言語データをMAXQDA2018 による継続的比較法によって分析し、伴侶の遺骨を手放すことで生じる変化を検討した。その結果、7 のカテゴリー、14 のサブカテゴリー、36 の概念が生成され、心理的変容が明らかになった。多く語られたセンテンス順に、【安心感の喚起】・【スピリチュアリティの覚醒】・【変容なし】・【寂寥感の増幅】・【困惑の顕現】・【後悔の念の生起】・【諦念の到来】が見出された。特に、寂寥感・困惑・後悔の念が生じる場合があるため、ビリーブメントケアの観点からは、遺族はイエや地域のしきたりを考慮しつつも、焦ることなく、各家にとっての納得できる「納骨のあり方(遺骨の処し方)」につい て検討を進める必要性が示唆される。}, pages = {353--373}, title = {納骨という営みによる心理的変容 ―配偶者を亡くした人への聞き取り調査から―}, year = {2021}, yomi = {ニシオカ, シュウジ and サカグチ, ユキヒロ} }