@article{oai:shitennojiuniversity.repo.nii.ac.jp:00000407, author = {坂本, 暁美}, issue = {70}, journal = {四天王寺大学紀要}, month = {Mar}, note = {知覚・感受を育成する鑑賞活動の一方法として、絵とドローンを表現媒体として活用し、その有効性を検証するために二つの実践を比較して学習者の反応を分析した。その結果、表現媒体が絵でもドローンでも、知覚・感受の育成において顕著な違いは見られなかった。一方、表現媒体の違いから生じる差異は見られた。ドローンが表現媒体の場合は、イメージをより詳細に捉え、そのイメージと音の変化を、具体的で詳細なドローンの動きと結び付けようとすることが行われた。また、そのために音楽を何度も聴き返し、音楽に合致する動きを求めて試行錯誤する、という学生の姿が見られた。これは、ドローンはイメージした動きを媒体にプログラミングを通して置換する必要があるため、「ある種の正解の姿」を実現させるという挑戦すべき壁が生じ、「スリルを伴う遊び」の状況が生まれたのではないかと考える。この状況 が、納得できる動きをつくりたいという気持ちを誘発し、主体的な鑑賞活動を成立させたものと考える。}, pages = {97--108}, title = {知覚・感受を育成する鑑賞活動における表現媒体}, year = {2022}, yomi = {サカモト, アケミ} }